続・続・族?自由研究(2010.8.22)

そろそろ夏の自由研究も仕上げにしていかなければ、
といったところですが、

新たに見た映画は1970年公開の〈殴り込みライダー部隊 THE LOSERS〉と、同じく1970年公開〈FIVE EASY PIECES〉です。


まず、THE LOSERS ですが、
この映画はバイカーがベトナム戦争にかり出されて、バイクに機関銃をくっつけてひと暴れ!
です。


最後まで辛抱強く見てみると

反戦と自由に対しての主張がそれなりに見えてきます。
The Losers
しかし、その主張を描くにはモチーフとして無茶な物を持ってきたなあ、

というのが素直な感想です。

今これをやったら完全にお笑いで済まされてしまうでしょう。
*出だしは、血が飛んでしまう特攻野郎Aチームのような雰囲気です。
(特攻野郎Aチームは、最近新たな映画が公開するそうです)


バイカーというだけで、捨て犬のような扱い・・・、
でも、それが映画のモチーフになりうるわけですから、

“ただ単にアウトローで嫌われ者だったということだけではなく、どこかしら愛された存在”

普通一般の人からすると、忌み嫌う存在ではあるが、どこか憧れる面があって興味を引かれる。
といったところでしょうか。




そして、こちらはジャックニコルソン主演という繋がりだけで、
バイクが出てこない70年映画はどんなものか鑑賞してみた作品です。
Five Easy Pieces


ごめんなさい。

ジャックニコルソンがやっぱりカッコいいというだけで、

バイクが出てこない分、最後まで鑑賞するのは辛かったです。


最後はとってもシュールな終り方でした。
最後どうなるのか!?だけを見るためにだらだら鑑賞したような印象です。


この夏の自由研究、

結論が見い出せません。


前にも述べましたが、
一つはっきりと言えることは、EASY RIDERという映画はこの当時の他のバイク映画と比べて、

明らかに別格だった!

ということですが、


それ以上のことを結論づけることが出来ません。

確かにこの当時バイクを自由の象徴として扱い、野外で生活をした者達が
相当世間からつまはじきにされたということは感じましたが、

では実際に彼らがどのように暮らし、
何を考えて日々過ごしていたか、本当のところはさすがに見えてきませんでした。

また、私の興味あるところとしては
「その後、彼らはいかに世の中を渡っていったか」も大きな要素なのですが、

この辺りも全く分かりませんでした。

この課題はまだまだ今後に継続として、
じっくりと文献などあさり、考えていきたいと思います。


とりあえず、10本立て続けに見てみましたが、
バイク映画はしばらく、おなかいっぱい、胸いっぱい・・・です。

にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
↑↑↑↓↓↓よろしければ両方クリックをお願いします。
人気ブログランキングへ
[ 2010/08/22 21:07 ] other cinema report | TB(0) | CM(9)

自由研究の更に続き(2010.8.19)

連日猛烈に暑いですが、今日も昼間はバスケットボール。
(私がしているわけではありません、横で見て文句を言うだけです。)

さて、自由研究の続きです。

今回は1969年公開(Easy Riderと同じ年)の〈明日なき野郎どもRUN ANGEL RUN!〉
を鑑賞しました。
RUNANGEL.jpg
この映画はバイク乗りがどうのといったテーマではなく、
当時の若者に対して“夫婦愛”とはなにか、また、生きるとはどういうことかを教えようとした、

少し切り口の違う映画でした。


一番印象に残る事柄としては、

女性の「私を愛して」
という、普遍的な?欲求が、ダイレクトに描かれていたことです。

*負けず劣らず、男性の「妻はこうあるべき!」
なんていうありふれた欲求も描かれていたりしますが・・・。


この辺りは、時代が違えど変わりはないんだなあ、とほのぼのと見ておりました。
がしかし!、その描き方はさすがバイク映画なのか、本当に大胆でダイレクトです。


若者の言い分だけではなく、
その強烈な自己主張をする若者に対しての、親父達のメッセージが込められていうようで、

良い映画だと感じました。


*しかしながら、〈明日なき野郎ども〉という邦題はどこからくるのでしょう?
最後、明日が見えたような気がしましたが・・・。
“野郎ども”が、彼らのことだけを言っているのであれば、確かに明日はない‥、かな。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
↑よろしければポチッとお願いします。
[ 2010/08/19 21:35 ] other cinema report | TB(0) | CM(0)

続・自由研究(2010.8.16)

やっぱり、お盆は描く時間などありませんでした。

ということで、かろうじて頑張っている自由研究ですが、
新たに2本の映画を鑑賞しました。

1967年公開〈続・地獄の天使 THE GLORY STOMPERS〉と
ちょっとこれは・・・、といった内容(この映画は本当にお薦めできません)の1968年公開〈SHE-DEVILS ON WHEELS〉

theglorystompers3.jpg
theglorystompers2.jpg
↑これが誰だか分かりますか?!
そうです!あの、デニスホッパーさんです。若い!
けど、本当に誰だか分かりません。
theglorystompers1.jpg
shedevils.jpg

現在までにEasy Riderも含めて、8本の作品を見ましたが、
今のところ、Easy Riderのような社会へのメッセージがつまった映画は、CC Riderに少しあるように見えましたが、やはり全編通じてあるのはEasy Riderだけのように思います。

他の映画から分かることといえば、60年代のバイカー集団のイメージがどれだけ悪かったかということです。
そして、これらの映画はそのバイカーの“悪さ”を興味深げに利用して“バイオレンスムービー”が作りたかっただけのようです。

まあ、映画を“面白い”という意味で楽しむだけであれば、それが当たり前のことかもしれませんが、
どうしてもEasy Riderと比べてしまうし、そういう見方をしてしまうのでどうしても物足りません。

更にいうなれば、バイカー達をおもしろく描写して人々の興味を引こうとしているだけ・・・、



考え過ぎかもしれませんが、これらの映画は、ある意味バイカー達を馬鹿にしてしまっているのかもしれません。


そう、これらの映画を作ること自体が、“Easy Riderで描かれていること”だと考えれば、Easy Riderが別格なのも納得できます。

やはり、Easy Riderという映画を中心とすることで、当時の若者文化を考える鍵は見えてくるようです。


当時本当に野外で暮らしていたバイク乗り達はこういう映画を見てどう思ったのでしょう?
どうも、この辺りを考えることがポイントのようです。

*まだまだ見ますよ!
FC2 Blog Ranking
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへにほんブログ村
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
[ 2010/08/16 17:06 ] other cinema report | TB(0) | CM(2)

60年から70年のAMERICAN MOTORCYCLE MOVIE(2010.8.11)

前回の記事の最後にも書きましたが、

ただいま、アメリカンバイオレンスムービーを見まくろう!

という自由研究に夢中です。
ただ、映画自体にそれほど夢中になれるかというと・・・、


まずは、1966年公開〈THE WILD ANGELS〉
The wild angels
なんと言ってもピーター・フォンダがめちゃカッコいい!

のですが、感想はちょっと話しづらい・・・。
Easy Riderも含めてほとんどの映画で結末は衝撃的なのですが、この映画はまだソフト。

1970年公開〈CC Rider〉
CC.jpg
この映画は復刻版のDVDが売っていただけあって極普通の映画。
これもまだ、見やすいです。

Easy Riderと同じ1969年に公開の〈HELLS ANGELS '69〉
Hells Angels69
バイカー達が何を考え、どう生きていたかなどの哲学的要素はほとんどなく、

当時の娯楽映画感が強いため、最後まで見るのはちょっとつらかったかな。


1973年公開〈Electra Glide in BLUE〉
GLIDE.jpg
GLIDEロゴ
この映画はバイカーの物語ではなく、その真逆の白バイ隊員の話。
切り口が新鮮!?
で、最後まで飽きずに楽しめた。


1967年公開〈HELLS ANGELS〉
on wheels1
ジャック
主演のジャックニコルソンがかっこ良くて最後までしっかり鑑賞。
やっぱり人気が出る俳優は違うなあと関心しました。
The END
ラストは本当に衝撃的!!!です。
ある意味、Easy Riderより刺激的です。
是非、みなさん一度ご覧あれ。

* ジャックニコルソンは1937年の生まれだそうです。Easy Riderにも出演しており、このときアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。
そして、ジャックニコルソンといえば、ロサンゼルスレイカーズのホームゲームで必ず最前列で応援する姿がTV中継されていて、バスケ好きにはおなじみの顔なのです。


現在数本、鑑賞しましたが、どれも感想の書きづらい映画だなあというのが、まあ正直なところの感想といえるでしょうか。

ただ、はっきり言えることの一つとして、「やっぱりEasy Riderは別格」ということが挙げられます。
当時の世相、風潮、文化、作者の思いなど全てはっきりと伝わって、なおまとまりのある作品です。

それに比べると、他の作品は中身がちょっと薄いような・・・、

いや、まだまだこれからです!

FC2 Blog Ranking
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
[ 2010/08/11 23:14 ] other cinema report | TB(0) | CM(0)

Easy Rider(2010.8.8)

夏休みに入って、昼間の時間はほとんどなくなってしまいました。
しかも私は、夜に描くことが苦手なので、現在描く時間がほとんど取れていません。

でも、やっぱり夏休みなので気分的な余裕は普段より相当あります。

10年以上やってきましたが、やっぱり{学校の先生の生活}は不思議です。
そして、なんでもそうだと思いますが、これまた“やってみないと分からない”ことだらけです。



ということで、その“夜の夏休み気分”を利用して、普段と違うことを毎年しています。
去年は自由研究と称してキューバ革命を改めて勉強しました。
そう、その前の年にあの映画が流行っていたこともありましたので・・・。
*以下、作家風の口調で書き込みいたします。




映画イージーライダーを再度見た。

先日、デニスホッパーさんが亡くなったとき、もう一度見たいと思っていたのだが、やっと時間が取れたのでじっくりと見てみた。


60年代のアメリカの中で、そういう風潮があったのだろうが、「自由を説くことは恐れないが、自由になることには臆病になる」という台詞が出てくる。

そして、その自由の象徴が“長い髪”と“バイク”となっている。

あっけない終り方に度肝を抜かれた最後の場面は、「その髪を切れ!」と言われたビリーが中指を立て、打たれて終る。


自由に対して臆病な人々が、本当の自由ではなく、自分には無いものやただの自由への妄想に恐怖を抱いて、それを排除しようとしてしまう当時のアメリカ。

この映画を見れば、自由という言葉への世論がいかにアメリカ全土の国民を臆病にさせたのかが分かる。
と同時に、融通の利かないアメリカという国の“世論”のすさまじい強さも感じた。


先日のシカゴでの銃規制法違憲判決など聞いても、いったい何がしたいの?何を目的に銃の規制を始めたの?と言いたくなるようなほど“馬鹿な合理性に瞑想するアメリカ”という国をひしひしと感じたが、

実はアメリカが、最も高見に据えている“自由の国”というスローガンも、この映画を見ると“自由の定義”自体がはっきりしていないことがあらためて分かり、その定義がはっきりとしていない以上、瞑想するしか無いのでは?、むしろ国家なんて、根の部分から“瞑想することが当たり前”なのでは?、とも感じてしまうほどである。

しかしながら、アメリカという国が幸せなのは、監督で主演のデニスホッパーには、本当の自由が見えていたとまでは言わないが、何が大事なことなのかはっきりと見えており、そういう人もいてこんな大胆な映画を作らせてしまう上、その世論の強大な力によってこの映画を高く評価してしまう度量もこの国は持ち合わせている、ということがあるのではないだろうか。

キャプテンアメリカ380
Harley-Davidson LTR Shop“TIPI”で飾っていただいている作品。〈Captain America〉


そう、逆に“変化”に対して凄まじいまでの世論の高まりがあれば、変わることに期待することもできるということである。

このような凄まじいまでの世論の高まりなんて感じたことが無い自分には到底理解できるはずも無い世界だが、一つ思い出すのは、中学時代英語の先生が「ビートルズなんて不良の聞くものと怒られた。君たちの時代にもこういった文化の先駆けのような良いものは必ず出てくるし、また必ず批判される。だから、自分自身が良いものを見極める力を持っていってほしい」とおっしゃったことを思い出す。


大きさの違いはあれ、様々なところで様々な葛藤が生まれ、その時代時代において何が必要なのか何が大事なことなのか、人々はそれなりに答えをいつも求めてきたんだなあと、今の時代のありようを鑑みてそんなことを思い、そしてまた、何も動くことをせず今の時代の傍観者となっている自分を感じるし、更には、この先、世の中どうなっていくのだろうと考えはするが傍観しているだけなのは、自分だけではなく皆がそうしているようにも感じる。

そう、私達は今、そんな人任せのようで、誰に任せているのかもはっきりとしない時代に生きているのに、全て何かに任せっきり。
そんな気がする・・・。

改めてイージーライダーという映画を見、デニスホッパーという人に心を寄せてそんなことを思った。



*と、いうことで、この夏の自由研究は、60年後半から70年代にかけてのアメリカのバイク映画を見て、当時のアメリカ文化を偏って研究しようと思います。

FC2 Blog Ranking
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへにほんブログ村
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
[ 2010/08/08 22:52 ] other cinema report | TB(0) | CM(0)