フォードに乗っているものとしては
絶対に見逃してはならない映画、
『フォード対フェラーリ』見に行ってきました。

完全無欠のフォードによるフォードのための映画ですが、
むちゃくちゃ面白かったです。
2時間40分があっという間に過ぎていました。
訳あってお休みが平日にずれ込み、
ちょうどシンガポールへの修学旅行から帰った次男の代休と重なりましたので
二人で観に行ったのですが、
見応え抜群で高校生の男の子も大満足の内容でした。
今回、IMAXで観ましたが
4Dでもう一度観てもいいかな。
この内容で良くフェラーリが映画のタイトルに名前をつけることをOKしたなぁと
フェラーリの懐の深さにも感心。
フォードGT40、描きたくなりました。。
ケン・マイルズ『Ken Miles』のあのヘルメットの文字!
カッコ良過ぎです!あれはエクスプローラーに貼らないと!
* C・シェルビーのロゴは、貼るとただの紛いモノになってしまうので貼れません。。ボヘミアンラプソディ以来の
久々の映画鑑賞はとても有意義な時間となりました!
〜ついでに、〜
次男のシンガポール土産。

一番右のドリアン・ウェハースが臭そうです。。
なんか辛そうなラーメン↓

もう自分で食べてるし・・。
なぜか食べ物ばっかり。
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まだ髪の毛の外郭などきちんと処理していませんが、
見切りアップします。

日本画コロンボ。
*画像クリックで実物大くらいのアップが楽しめます。
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近頃、忘れられて久しいサバ缶ダイエットに挑戦中。
ほんまに食べるだけでやせるでしょうか?
〜○〜
さて突然ですが、
『刑事』ドラマから思い出の人・・と言えば、
自分の場合
柴田さんと館さんではなく・・
やっぱり、
先日描いた『ハリー』と、

この方。
いつものように日本画の画材にて製作中です。
BSで再放送されているのを見ておりまして無性に描きたくなりました。
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唐突ですが、
『ハリー』と言えば・・

そう、『ハリー・キャラハン』です。

Dirty Harry(454×527mm)
先日、たまたまBSでやっているのを眺めておりましたら、
無性に描きたくなって描いてみました。
子供の頃この映画を見て、
「犯罪者にも権利があるんやぁ。」と考えたのを思い出します。
それと、44マグナムをず〜〜っと長く、ピストルの名前だと思っていたのも思い出しました。
あの頃『マグナム!』という言葉が一人歩きしていました。
この言葉の使われ方からして仕方が無いですよね?
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映画を見ようとレンタルショップへ行くと必ず、
ジャケットにバイクが描かれているものを探してしまいます。
本日は・・・、

「愛こそ全てだ」
そんな映画に出会いました。


Rockers <1978,アメリカ>
全編にレゲエサウンドが流れる『可愛くて素敵な』映画でした。
バイクを買って、

盗まれて・・・、
ふわっとした展開。
こんな映画は大好きです。
*たくさんのレゲエミュージシャンが実名で登場します。
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本当に突然ですが、
バイクとは全く関係のない映画鑑賞レポートです。
8月、9月の続編?では無く、
そのときから、黒沢作品と同じ棚にあって、気になっていた
小林多喜二原作、山本聡監督 『蟹工船』 です。
先日、大島渚監督の 『悦楽』 も見たのですがそこはちょいと横へ置かせていただいて、
(*加賀真理子さんが衝撃のかわいさです)
『蟹工船』 いい映画でした。

黒沢監督の映画を鑑賞したときも感じましたが、この時代の映画作品は、演者の表情や動きが、映画のそれではなく、”演劇”を見ているようで、あちらで勝手に演じている様子ではなく、気持ちが体ごとその場に持って行かれるような、そんな鬼気迫る雰囲気が漂っています。
内容は言うまでもない作品です。
(と、偉そうに書きますが、恥ずかしいことに原作を読んでおりません、ごめんなさい。
でも、教科書には載ってるけど読んだことは無い本の代表作のような・・・、ごめんなさい。)
狭い船内での人間模様、そして、この時代の使用者と労働者の関係をものすごく濃く描いた物語。
一見、ひどい使用者と、哀れな労働者のくだりから
悲惨な事件が巻き起こってしまう、といった予想道理の展開だけを追いがちな物語ですが、
しかし、この映画
最後の最後にその本当の意味を鑑賞者に問うてきます。
最後の場面:
帝国海軍が蟹工船に乗船します。
暴力に頼っては労働者を豚扱いする使用者に対して反乱を起こした労働者たちは、
使用者の要請で乗船した海軍にまでその場の勢いで襲い掛かろうとします。
その結果、無駄な犠牲者を出してしまいます。
しかし、
反乱を沈めようとする海軍側も何がなんだか分からないまま、あきらかに無駄に人殺しをしてしまいます。
海軍の士官は労働者を「売国奴!」と罵る意外、言葉はありません。
その上、使用者側も立場に翻弄されるだけで、自分達がなにをやっているのか分かっているようには見えません。
そんな三者の立場が、この最後の場面では不思議と、『漠然と』描かれているように見えます。
そして最後の最後は、気持ちの部分で何だか分からないまま終演となります。
人は立場の違いによって、その意識など簡単に代わってしまうことはいつも
感じておりますが、(少し意味深でごめんなさい)
どんな立場であれ、意識の違いがあれ、考えなければならない大事なことは同じであろうかと思います。
それがこの作品では、
この時代、この船の上では何も考えられることはなかったと、三者の立場を漠然と描きそのまま幕を引くことにより、明確に伝え、教えてくれます。
もちろんそれが、昭和28年の日本人全体へのメッセージなのでしょうが、
ここでやはり思うのは、このメッセージは今の日本の現実と日本人の意識に確実に届くだろうということです。
まさに今の今、考えるべき事柄はいつも同じだと教えてくれているようです。
『日本丸』という例えはよく使われますが、
立場の違いこそあれ、日本人全員がまさに今、この『蟹工船』に乗せられているように感じます。
ということを!皆さんと共感したいので、
かなり古い映画ですが是非ごらんになってください!
※最後の場面を知っていても絶対オススメです。
(原作もきちんと読みます。)
8月のバイク映画鑑賞につづいて、
9月は黒澤映画を見まくりました。
用心棒
七人の侍

椿三十郎
虎の尾を踏む男達
隠し砦の三悪人

まあだだよ
羅生門

どん底
天国と地獄
姿三四郎

続姿三四郎
スキャンダル
赤ひげ
生きる

影武者
静かなる決闘
野良犬

乱
生きものの記録
悪い奴ほどよく眠る
蜘蛛巣城

酔いどれ天使

どですかでん
わが青春に悔なし

素晴らしき日曜日

一番美しく

以上26作品です。
本当に素晴らしい映画ばかりで
とにかく、どれもこれも内容が濃いです。
一作一作鬼気迫る緊張感があります。
とくに、“間”の中に潜む
独特の空気感には、登場人物の気持ちを読もうとする、こちらの想像力をかきたてるには十分すぎるほどの雰囲気が漂っています。
そして、場面ごとに言いたいことがはっきりとしていて
質の高い演劇を鑑賞しているような気持ちが湧きあがり、
その場に包まれて、まさに人物たちに出会っているかのごとく錯覚させてくれます。
奇想天外な話の展開による面白さというよりは、
ちっとも無理のない自然な展開から、日常の中にあるようなごく当たり前の人々の心の動きを白日にさらすことによって、言わんとすべきことを確実に伝える。
これには、脚本展開にしろ、役者の演技力にしろ、ものすごく緻密なことがたくさん行われているように強く感じました。
これぞ映画!です。
*言葉が大事に使われていて、“日本語が美しい”ことも印象的でした。
さすがは世界の黒澤監督です。
次も見たい、もう一つ見たいと思ううちに、26作品続けざまに見まくってしまいました。
今回初めて鑑賞した作品が多く、「なぜ今まで見ていなかったのか」恥ずかしくなってしまうほどでした。
*画像は全てWikipediaより