ずいぶん時間がかかってしまいましたが、
完成いたしました。

Excalibur SSK(1234 ×700mm:画像拡大します)
*1968年、エクスキャリバーSSK
スチュードベーカーのデザインをしていた名車コレクターで知られるブルックス・スティーブンスが64年、シボレー・コルベットのパワートレーンを用いて作り上げた1920年代の名車であるメルセデス・ベンツSSKのレプリカ(この車はOHV、V8、5359cc、360hp/5000rpm)
ボンネットの赤いストライプは、かつてのニュルブルックリンク・ドイツGPでドライバー識別のために塗られたものを再現している。
ここのところ、一つの作品に以前より多くの時間をかけるようになっています。
以前はバイクを描く時などまる二日集中すれば仕上げることが出来るハイペースで描いておりましたが、
描きどころが変わったのか最近は到底二日で描けるような描き方をしておりません。
これは意識の違いに他なりません。
一枚の完成度を上げたいと思う気持ちが先に立つようになっています。
ひょっとするとこれを『上達』と呼ぶのでしょうか?
技術的には、画材を知ってきた意外に学生時分からそれほど上達したという感覚はありませんが、
出来上がった絵は明らかに上達しています。
これは意識の変化に他なりません。
意識の変化と、向かうキャンバスへの心のありようが上達を生むと今更ながら実感しています。
道として王道かもしれませんが、
やはり作品の善し悪しは『人』の出来と同期しているのでしょう。
「我思うゆえに我あり」とはデカルトの言葉ですが、
ここから更に、『思い』をどうしたいのかはっきりすることが出来れば、『延長』していくことが出来る。
私をつくる『私の意識』がまさに私を作っていく。
「・・・そして、思いつづけるがゆえに我の上達あり」そんなところでしょうか。
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一昨日、下鴨神社の古本市で手に入れましたカーグラを資料に
早速描き出しました。

(画像拡大します)
まだまだ下書きの途中でお見せできるようなものにはなっておりませんが、
久しぶりの『車』に気合いが入ります。
ところで、
車を描く時もバイクを描く時も一番難しい部分ってどこだと思いますか?
答えは・・
『タイヤ』です。
タイヤを完璧に描ける人は絶対にその他の部分も描けるので、
車やバイクを容易に描くことが出来るでしょう。
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