完成しました。

Kenny Roberts(652×455mm)
中途半端な作品でも描いたらケニーに怒られそうな気がして、
一人勝手なプレッシャーと戦いながら描いておりました。
キングは認めてくれますでしょうか。
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キング・ケニーの続きです。

ヘルメットから肩口にかけて仕上がりに近い状態です。
前回、金箔貼るの忘れてるところがあってどうのとか
ちょいと「とほほ」なことをつぶやいておったのとは裏腹に、
色かけて細かい部分を描き出しましたら
イイ仕上がりになる予感がビシバシ込み上げてきました。
自分で言うのもなんですが
この絵はイイ絵になりますよ〜。
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キング・ケニーの途中経過です。

下書き終了。

金箔終了。
ん?
左腕の上辺り・・、金箔貼り残しがありますね。
近頃、仕事の書類作ってても凡ミスが多いし、
なんでしょうか?
ふと思い出したのですが、
10年ぐらい前にBSEが騒がれたとき、
焼肉屋に行くと客があまりにいないので焼酎付けてくれたり、チシャをおまけしてくれたりと
サービスがとても良かったもので、あの頃焼肉食べまくっておりました。
まさか、潜伏期間が終わったとか???
そして・・・

がらんと空虚なアトリエ。
すみません。
ワケあって、ショベルとの突然のお別れが来てしまいました。
理由は性格の不一致とでもいいましょうか。。
もちろん、ショベルには悪いところは少しもなく、
ひとえに私の不徳の致すところ・・・なんて。
二年と3ヶ月の身近いお付き合いでしたが、
良き思い出をありがとう!
さて、次どないしましょ?
乞うご期待?
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仕事に追われておりましたら
あっという間に10日以上空けてしまっておりました。
それでも暇を見つけて描き出したのは・・

ご存知、King。
少し前に描いた・・

アーゴよりは新しく、
高校生の時にアクリルで描いた、

ドゥーハンよりは古い人です。
〜&〜

ザクです。
伊勢志摩サミットで晩餐会に使われた鈴鹿・清水清三郎商店の「作(ザク)」。
この銘柄は実際に晩餐会に出されたものではありませんが、
こいつも伊勢志摩サミットの時は全く手に入りませんでした。
なんせ、1日で1年分を売り上げたそうですからビックリです。
でも、2週間経って今は全銘柄が普通に通販で買えてしまいます。。
流行り物の浮き沈みがあまりにも激しいのでこれまたビックリ。
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完成しました。
1975年ヤマハに、と言いますか日本のメーカーに500ccの個人タイトルを初めてもたらしたジャコモ・アゴスチーニです。

YZR500 & Giacomo Agostini
アゴスチーニは言わずと知れたイタリアの英雄です。
*もちろん自分はそんなに詳しいわけではありません・・すんません。。MVアグスタで7年連続のワールドチャンピオンに輝いた後、
ヤマハに移籍して2年目でタイトル獲得。
500cc、350cc合わせて優勝回数122回は未だ破られていない記録です。
(ロッシがあとちょっと!!)
73年の大事故でその年の残りのレースを自粛し、74年も参加が危ぶまれたヤマハにアゴスチーニが自らオファーしたそうです。
フィル・リードにエースの座を奪われたのが主な要因だとか・・
それでも2年でヤマハを優勝に導いたのはすごいと思いますが
そのカゲに第2ライダーである金谷秀夫さんの存在が・・
この時代、日本のメーカーとしては『日本人の第2ライダー』が活躍することは好ましくなかったのですね。。
・・今でもやっぱりそうなのでしょうか。
〜○〜
さて、前回の記事で『
白』について少しだけ触れましたが、
今回はもう少し専門的に。
実は一言で『
白』と言っても
水彩画(日本画)のように絵具を
透明のものとして認識して使う描き方と
油彩画やアクリル画のように主に
不透明なものとして絵具を使う描き方では
同じ『
白』でも使い方が全く変わるのです。
*絵具を鮮やかに使うための大事な『ミソ』だったりしますので、
描く人は押さえておいて欲しい事柄です。(かなり限定的!)もともと
透明のフィルターを画面に重ねていくように絵具をかけていく水彩画では
『
白』い絵具は色を濁らせる不透明な存在で、薄く描く場合など全く必要のないこともしばしば。

*水彩画(日本画)では微妙な色合いは絵具にまかせ、白のかわりに『水』の混ぜる量を考え透明感を調整します。
ちなみに色の名前は左から『浅葱、草群緑、錆白群、緑青、白緑、花白緑、黄口白緑』
反対に油彩画では
絵具をパレットでしっかり混ぜてからキャンバスにおいていきます。
このため『
白』は色に透明感を与える材料となり、絵具の中でも最も重要で、自然な色合いを出すためには必要不可欠な存在となります。

*油彩画では他の絵具に常に白を混ぜます。
ふまえて、描くときの意識として
『
白』は、水彩画では不透明だと考えて、画面の『奥』に対して
手前側(こちら側)を描くときに使うのに対し、
油彩画では透明感を出す物と考え、
奥行きを出すために絵具に混ぜるもの、と考えるとべストです。
両方の『
白』の素材自体は
炭酸カルシウムや鉛白、チタンなどで全く同じ原料ですが
同時に使用する他のカラー絵の具や溶材で、使い方が大きく変わるのがおもしろいところですね。
*デジタルの世界ではこういうことは学べません。アナログ万歳!!もちろん、
油絵でもオイルをたっぷり使って薄く透明感のある塗り方をしたり、ハイライトを入れるときなど
使い方によっては当てはまらない場面もありますが
基本的な事柄として覚えておくと『描くとき』や『見るとき』に必ずやお役に立つことでしょう!!
でもごめんなさい。これは『描く人』でないとかなり難しい話題ですね。
美術の先生でも「奥行きを表現したかったら白混ぜろ!」と簡単に言ってしまう方もいらっしゃいますので
芸大生ぐらいが対象でしょうか。。
結局、言いたいことは
油彩画で『
白』は極めて当たり前の存在なのに対して、
日本画(水彩画)での『
白』は極めて扱いの難しいものだということです。
自分は油も彫刻も何でもやりますが、これからも特に日本画にこだわるなら
この『
白』に最もこだわっていこうと決意したりしています。
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作品をご希望の方はお問い合わせ下さい→
YZRとアゴスチーニの途中経過です。

墨で下書き

箔を押して

岩絵の具で着彩
色を入れるといっぺんに立体感が増すのがお分かりいただけるでしょうか。
これはいろんな色が入ったから現実味が増したということではなく、
実は『白』がポイントなのです。
墨を入れていくとグッと暗くなって奥行きが出ますが
そこに『白』または『明るい色』をふくませていくことで明暗に幅が出、
絵がふくよかに見えるのです。
*はっきり言ってこの明暗の調整はめっちゃ難しいです。
そしてまだここからが勝負。
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今年一発目を描いています。

イタリアの英雄です。
自分の世代はYAMAHAと言えばレイニーですが
さらにその前の前の時代、バイクもライダーもとんでもなくカッコいいです。
〜○〜
そして、今年一発目を記念しまして

1年程前に飲みに行った先で勧められてから忘れられない、赤い日本酒
『伊根満開』やっとこさ売っているお店を発見しましたので
お祝いと称してやっつけることにいたしました。
がっ!しかし、
見た目にどうも色が薄い・・・
飲んでみて、
とんでもない甘口なのに飽きの来ない不思議な飲み口・・・はどこへやら・・
なんかほんのり酸っぱいだけ。。
1年前初めて飲んだときの感動はいずこへ・・。
こんなに味が違うというのはどういうこと??
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