急遽描き出した作品。

Skull Head Armed forces 530×530mm
完成しました。
さて、これもハイエースに積み込んで・・
〜ついでに〜

ぱこぱこさんの塩つけ麺。
最高です。
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フォーカスを当てた部分とそうでないところのコントラスト。

制作中の戦車の絵、途中経過です。
描きたいところを順番とか無視で部分的に仕上げています。
これ↓を思い出しました。

(確かレッドショルダーは特別だったと思います。)
戦車がロボットになるとこうなる!という理想の形がここにあります。
*でも本来の理想形は『戦う車』など無い世界ですね・・。
車が戦うのはレースだけで十分です。
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5月放送の世田谷ベースで衝撃をくらった、英光博士のスカルヘッドな軍隊を描いてしまいました。
(スカルヘッドはフルフェイスのヘルメットです)
普通に戦車を描こうとしていたのですが、思わず人物を骸骨(ヘルメット)にしてしまいました。

74式:Skull Head Armed forces 900×580mm
私は今、“ほしいもの”、所有したいものだけではなく、“見たり触ったり、感じたりすると心が動くもの”を単純に、かろやかに描くことを目的に制作を行っています。
しかし、それまでは芸術家を目指して、作品の中に“個性”を詰め込むことばかり考えて、複雑で重たいものばかり作り続けてきました。
かなり初めの頃から、自分は芸術家に必要な“作品の上での強い個性”を持ち合わせていないと分かりながら個性を探し続け、なんとか詰め込むことばかり考えてきました。
『いったい何を詰め込もうとしていたのでしょう』
個性とは生まれながらにして持っている個人固有の、その人だけのすばらしい“輝き”です。
私はそれを「磨く」というごまかしの言葉の元で、いつまでも“無いものをある”と、大きく大きく背伸びだけしてきました。
私には少しだけ描く技術が備わっています。
それ以外はバイクや車が好きな普通のおっさんです。
(ゴム人間のように太ったりやせたりを繰り返していることは、ちょっと普通とは言えませんが・・・)
そんな普通のおっさんが最近、確信めいて強く思うことがあります。
それは、個性は『自然でやわらかい、かろやかな心持ちのもとではじめて、ほんの少しだけ顔をのぞかせるものである』ということです。
ムリは禁物、大事なことは自然体です。
私の個性は本当に小さなものです。
「描くこと」と「描くものを選ぶこと」ぐらいが私の個性の精一杯であって、
逆に言えば、背伸びして作品に個性を詰め込もうとすることは、自分で自分の首を絞めることでしかありません。
だからこの絵の場合、
英光博士の個性から“作る楽しさ”を分けていただいた。
そんな心持ちです。
結果、すごく楽しく描けましたし、作品もすごくいいものに仕上がりました!
(実際に間近でご覧いただくと、質感など本当にこんなもんじゃないのです!)

いつか博士に見てもらいたいなあ・・・