昔描いたオリジナルのカスタムバイクに
アレンジを加えて新しい作品としてみました。

Panhead custom (1200×695mm)
エンジン部分は2センチぐらい画面から盛り上がっています。
あまり細かいことをせず、勢いで描いた作品ですが
イイ雰囲気です。
最近は細かいところに気を使いすぎて描くペースが遅いのが難点ですから
こういう作品もたまにはアリかな。
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Two wheels forever...

なのですが、
これを日本画にしてみて迷ったのは、
『色』です。
やっぱり龍の色は緑ですよね。
でも龍の色なんて誰も決めてないし決まってないので迷いまくりました。
ではなぜ龍が緑っぽい色で描かれることが多いのかと言えば・・
トカゲが緑に近い色だから?でしょうか。
龍と言う想像上の生き物(?)が生まれた歴史を想えば当たり前のことかも知れませんが、
もちろん龍は緑でなくてもかまいません。
〜○〜
今回の作品にあえて使った、古い絵画や彫刻によく使われている『緑』と『赤』。
いわゆる『緑青(りょくしょう)』と『紅殻(べんがら)』です。
実はこの二つを一緒に使うことは『補色』の関係にありますから
とっても難しいのです。

おそらくですが、
今目にする広告やら商品やらで緑と赤の補色を思い切って使っているものは皆無です。
では、むか〜しむかしの仏画や仏像彫刻、建築物ではこの組み合わせが当たり前だったのはなぜでしょう?
自分はな〜んとなく分かるような気がしますが、
はっきりと答えることが出来るものでもないので
無責任ですが今回は投げかけるだけで失礼してしまいます。。
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