ビー玉

06 29, 2010 | other works

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ビー玉は私が子供の頃もそこに転がっていました。


ビー玉で、よく友人と当てあいなどして遊んだことを覚えています。

そして今も、私の横には何も変わらないビー玉が転がっています。

ビー玉1
ビー玉  157×226mm


もちろん、当時使っていたものではありませんが、そこに転がっているビー玉は、間違いなく同じものです。


レトロな物に雰囲気の良さを感じることは多々ありますが、ほとんどのものが、今はそのデザインや形を変えています。

しかしビー玉は、今店頭に並んでいるものを見ても、“僕が持っていたものっ!”と自分の年齢までも錯覚してしまうほど、あまりに変わっていません。

『この一つのビー玉が30年の間、どこをどう転がってきたのか想像することは、よほど楽しい時間だと感じます』



1927 J

06 25, 2010 | Flat

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“J” モデルを描きました。

初めの頃のVツインです。

V型エンジンはもちろんVですから、Vサインのように見えるわけですが、
エンジン上部が丸いこともあってか、ハート型にも見えてしまいます。

私がこの形を愛してしまっているからでしょうか?


1927J  1810×920mm


*タンクには凹みが作ってあります。
こういう“必要だから施される、ちょっとした粋なデザイン”は大好きなんですが、
これって作る手間を考えるとすごいことなのではないでしょうか。

Harley-Davidsonの場合、現在のモデルもフレームやエンジンとの絡みから、タンクの形状には面白いものがありますが、
80年前のこの時点でも、そのスタイルには相当のこだわりがあったように伺えます。

J1.jpg
じっくりと楽しみながら描きました。



そしてついでに、
Myちゃりんこです。

数年前に中古で購入した物がパンクしたので、パンク修理がてらフェンダーを取り外し、日産マーチのオレンジ色で、太いラインを入れてみました。
オールドスクールな雰囲気?に仕上がったと自負していますが、いかがでしょう。
mychari.jpg
購入価格\6,000、カスタム費用\1,200

*そういえば、学生のときに初めて買った車(レックスターボ)は\8,000でした。

クワガタ

06 21, 2010 | other works

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オオクワガタとノコギリクワガタを描きました。

先日、息子の友達が突然本人がいないときにやってきて、

「クワガタあげる!」

本当になにげなく唐突に「あげる!」ですから、かなり当惑してしまいます。

小学三年生男子の世界が、その場その場で出来あがっていることを実感します。

しかし、
そのクワガタを見てなおビックリ!
結構大きなオオクワガタではありませんか。

「いいの?」

「いい、お父さんが持ってけって」

遠慮もできず、その子の純粋さに負けて
もらってしまいました。

で、肝心の長男が帰宅して、そのことを報告すると、

「うん。」「・・・。」

えっ、それだけ。

それほどうれしそうではないのです。
三年生の友人関係があやういのかと思いきや、
そうではなく、
どうもクワガタぐらいはムシキングのカードを交換するのと似たような、当たり前の感覚のようです。

う~ん、さみしい。

ただ私(おっさん)は、
子供が小さいこともあり、最近毎年クワガタやカブトムシを見る機会は多いのですが、
何度みても飽きません。

「すっげ~、」と
「カッコイイ形。」
 なのです。

でも、飼うのは苦手。

世話は嫁さんに任せてしまいます。
子育てと一緒!?
駄目ですね~。
(もちろん、子どもは虫ではありません、悪しからず。)

オオクワガタ
オオクワガタ 226×157mm

ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタ 226×157mm

ということで、この作品は生きたクワガタではなく、標本として描いたつもりです。

でっかいでっかいオオクワとノコギリの標本!

ロマンです。

やっと描けたDEMON

06 17, 2010 | Demon

2
やっと納得できるものが仕上がりました。
前前回アップした写真のものと同じものですが、光の当て具合でこれほど違うものとなります。

新光箔の赤貝色を使用しているのですが、写り込む光や写り込む物の明るさによって、それ自体の色まですごく変化します。
言ってみれば本当に使いづらい箔です。

使用される場合のほとんどがピンポイントなのでしょう。

これほど全面に使用した絵は見たことがありません。

しかし、この作品の場合、「黄色をいかに鮮やかに見せるか」この一点を考えて
あえて赤貝色の箔をバックに使用しましました。
DEMON7111.jpg
DEMON 900×580mm

そして、この作品には私の持てるだけの技術を結集しています。

はっきりいって現時点での限界です。


日本画で車は難しい・・・、

難しすぎます。


しかし、もうここまできたら喜んでほしい人が喜んでくれるか?
これまでの過程は、この一点にしぼられてくるのではないでしょうか。

“喜んでほしい人が喜んでくれるか?”

もちろん私には分かりません。

所さんに作品を贈ったときもそうでした。


でも、ここで「自信なんてない」と書くと嘘になります。

気に入ってもらえるかどうか分からないのに、なぜかどこかに“自信”は潜んでいるのです。


何か、絵の話だけではなく、これまで生きてきた上で必ず必要としてきた、“さりげない生きる力”が、ここに“大きく”あるように感じてしまいます。

職業柄、いろんな“思春期まっただ中の男の子達”と接してきました。
中には自分に自信が持てなくて、様々な状況に陥ってしまう子どももいます。

そんな彼らとずっと接してきたこともあってか、

“根拠の無い自信”というものは、生きる上で絶対に必要なものだと確信するのです。



私には幸せなことに、それなりに多くこれを感じる能力が備わっているようです。

いろいろとごちゃごちゃと考えるわりに、いつもこの“根拠の無い自信”に行き着いて、
その場その場を乗り切ってきました。


*そう!、あとは見ていただくべき人に見ていただくだけなのです!

サービカー

06 17, 2010 | Flat

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サービカーです。
1932年から1974年まで生産された人気の高いモデルで、いわゆるトライクの先駆けと言うのでしょうか?
商業用の三輪バイクです。
(1958年からはスプリンガーフォークではなく、グライドフォークに変更されました)

Harley-Davidsonはそのときその時代で、本当に様々なバイクを生産しています。

サビーカー
Servicar 1810×920mm

今回の作品は、墨のいきおいを潰さず、金箔のよごれも意識的につくって、“日本画臭さ”を全面に押し出そうと描いた作品になります。

その結果、”どこかで見たことある感”がものすごい出たなあ、と思っていたのですが、

違いました。

モチーフであるサービカーが、日本画で良く描かれている“牛車”の雰囲気がするんです!

思わず、今回初めて落款を押したようなサインを入れてみました。

ぴったりです。
落款?
※よし、落款をつくろう!

この絵、八坂神社に飾ってあっても違和感ないのでは!
と、本気で思っています。

ワールドカップ!

06 15, 2010 | Basktball

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今年はサッカーだけではなく、バスケットボールもワールドカップイヤーです。
8月28日からトルコで開催されます。
日本がんばれ!と、言いたいところですが・・・、残念ながら出ません。

でも、なんと4年前は日本開催!!!

皆さんご存知だったでしょうか?
(ニュースなどでもほとんど報道されていませんでした)

私は当時4歳の長男と、ドリームチーム“USA”を見に札幌まで行ってしまいました。
札幌
この写真!後ろでシュートしているのは!
レブロン・ジェームズです!!!
日本人は知らない人がほとんどですが、現役としては間違いなく世界中で一番有名な選手です。

*レブロン・ジェームズ(LeBron James, 1984年12月30日)、アメリカ合衆国オハイオ州出身のプロバスケットボール選手。プロバスケットボールリーグNBAのクリーブランド・キャバリアーズ所属。愛称は「キング・ジェームズ」。 背番号は、憧れだったマイケル・ジョーダンと同じ23番。身長203cm、体重113kg。足のサイズ35cm!。ポジションはスモールフォワード。ポイントガード、シューティングガードもこなせるオールラウンダー。現在のNBAを代表する選手の1人である。最年少得点記録をハイペースで更新中。
高校在学中!にナイキと7年間で総額9,000万ドル(他にもアッパーデックと5年間で総額500万ドル)という契約をむすんでいる。

*実はFIFAよりもFIBAの方が加盟国が多かったりします。

更に、今はNBAファイナルの真っ最中!です。
バスケットボールも今が一番盛り上がる時期なのです!


そんなことで、HIACEの自作ステッカーチューンも“応援バスケットボール”をテーマに、

BACK TO THE・・・?ではなくて、
BASKETBALL.jpg
BASKETBALL2.jpg
こんな感じでどうでしょう。
(前のステッカーはちょっとくどいので剥がしました)

*しかし昨日は勝って良かった(サッカー)。岡田監督がんばれ!



そしてそして、ついに完成しました、がっ!
DEMON71.jpg
ピンクっ!?
新光箔の赤貝色を使用してみたのですが、写真に撮るとすごい!ショッキングピンク!
もう一度写真撮り直します。
コメントもそのときに・・・。

博士の軍隊

06 11, 2010 | tank

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5月放送の世田谷ベースで衝撃をくらった、英光博士のスカルヘッドな軍隊を描いてしまいました。
(スカルヘッドはフルフェイスのヘルメットです)

普通に戦車を描こうとしていたのですが、思わず人物を骸骨(ヘルメット)にしてしまいました。

74式
74式:Skull Head Armed forces 900×580mm


私は今、“ほしいもの”、所有したいものだけではなく、“見たり触ったり、感じたりすると心が動くもの”を単純に、かろやかに描くことを目的に制作を行っています。

しかし、それまでは芸術家を目指して、作品の中に“個性”を詰め込むことばかり考えて、複雑で重たいものばかり作り続けてきました。
かなり初めの頃から、自分は芸術家に必要な“作品の上での強い個性”を持ち合わせていないと分かりながら個性を探し続け、なんとか詰め込むことばかり考えてきました。

『いったい何を詰め込もうとしていたのでしょう』

個性とは生まれながらにして持っている個人固有の、その人だけのすばらしい“輝き”です。

私はそれを「磨く」というごまかしの言葉の元で、いつまでも“無いものをある”と、大きく大きく背伸びだけしてきました。



私には少しだけ描く技術が備わっています。
それ以外はバイクや車が好きな普通のおっさんです。
(ゴム人間のように太ったりやせたりを繰り返していることは、ちょっと普通とは言えませんが・・・)

そんな普通のおっさんが最近、確信めいて強く思うことがあります。
それは、個性は『自然でやわらかい、かろやかな心持ちのもとではじめて、ほんの少しだけ顔をのぞかせるものである』ということです。

ムリは禁物、大事なことは自然体です。

私の個性は本当に小さなものです。
「描くこと」と「描くものを選ぶこと」ぐらいが私の個性の精一杯であって、
逆に言えば、背伸びして作品に個性を詰め込もうとすることは、自分で自分の首を絞めることでしかありません。


だからこの絵の場合、
英光博士の個性から“作る楽しさ”を分けていただいた。

そんな心持ちです。

結果、すごく楽しく描けましたし、作品もすごくいいものに仕上がりました!
(実際に間近でご覧いただくと、質感など本当にこんなもんじゃないのです!)
フルヘル

いつか博士に見てもらいたいなあ・・・

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藤岡秀夫

Author:藤岡秀夫
1999年に京都市立芸大・大学院・日本画を修了。
美術教師兼、オートバイを描く日本画家。
Vintage Harley-Davidson、Classic-Motorcycleなど描きます。

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