雷神図完成しました。

雷神図屏風 1810×1840mm
合わせるとこんな感じです。

この夏、描ける時間の全てをこの作品に費やしました。
ご存知の通り、俵屋宗達の風神雷神図を模してナックルとヨンパチを描いたわけですが、
この作品を描くことにより、
その展開としていろんな方向が新しく見えてきました。
これからどんな作品を描いていこうか、自分でも楽しみになってきました!!!


さて、作品もたっぷりと貯まってきましたので、
そろそろ本気で発表の機会を得るべく動き出したいと考えています。
もしも、このブログをご覧の皆様で
「よし、展示の機会を与えてやろう!」と言って下さる方!
是非ともメールをお願いします!!!
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二曲一双の片方が完成しましたので、
早速アップしました。
ヨンパチの屏風ですが、
この構図はもちろん、そうです!

風神図屏風 1810mm×1840mm
自分で言うのもなんですが、
現在制作中のもう一方と合わせると、更に見ごたえが!

秀夫の名を入れて、
日本画MCと印を押しています。
いい作品に仕上がりました!!!
是非とも、イベントなどで展示する機会をご紹介ください。
そろそろ夏の自由研究も仕上げにしていかなければ、
といったところですが、
新たに見た映画は1970年公開の〈殴り込みライダー部隊 THE LOSERS〉と、同じく1970年公開〈FIVE EASY PIECES〉です。
まず、THE LOSERS ですが、
この映画はバイカーがベトナム戦争にかり出されて、バイクに機関銃をくっつけてひと暴れ!
です。
最後まで辛抱強く見てみると
反戦と自由に対しての主張がそれなりに見えてきます。

しかし、その主張を描くにはモチーフとして無茶な物を持ってきたなあ、
というのが素直な感想です。
今これをやったら完全にお笑いで済まされてしまうでしょう。
*出だしは、血が飛んでしまう特攻野郎Aチームのような雰囲気です。
(特攻野郎Aチームは、最近新たな映画が公開するそうです)
バイカーというだけで、捨て犬のような扱い・・・、
でも、それが映画のモチーフになりうるわけですから、
“ただ単にアウトローで嫌われ者だったということだけではなく、どこかしら愛された存在”
普通一般の人からすると、忌み嫌う存在ではあるが、どこか憧れる面があって興味を引かれる。
といったところでしょうか。
そして、こちらはジャックニコルソン主演という繋がりだけで、
バイクが出てこない70年映画はどんなものか鑑賞してみた作品です。

ごめんなさい。
ジャックニコルソンがやっぱりカッコいいというだけで、
バイクが出てこない分、最後まで鑑賞するのは辛かったです。
最後はとってもシュールな終り方でした。
最後どうなるのか!?だけを見るためにだらだら鑑賞したような印象です。
この夏の自由研究、
結論が見い出せません。
前にも述べましたが、
一つはっきりと言えることは、EASY RIDERという映画はこの当時の他のバイク映画と比べて、
明らかに別格だった!
ということですが、
それ以上のことを結論づけることが出来ません。
確かにこの当時バイクを自由の象徴として扱い、野外で生活をした者達が
相当世間からつまはじきにされたということは感じましたが、
では実際に彼らがどのように暮らし、
何を考えて日々過ごしていたか、本当のところはさすがに見えてきませんでした。
また、私の興味あるところとしては
「その後、彼らはいかに世の中を渡っていったか」も大きな要素なのですが、
この辺りも全く分かりませんでした。
この課題はまだまだ今後に継続として、
じっくりと文献などあさり、考えていきたいと思います。
とりあえず、10本立て続けに見てみましたが、
バイク映画はしばらく、おなかいっぱい、胸いっぱい・・・です。

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連日猛烈に暑いですが、今日も昼間はバスケットボール。
(私がしているわけではありません、横で見て文句を言うだけです。)
さて、自由研究の続きです。
今回は1969年公開(Easy Riderと同じ年)の〈明日なき野郎どもRUN ANGEL RUN!〉
を鑑賞しました。

この映画はバイク乗りがどうのといったテーマではなく、
当時の若者に対して“夫婦愛”とはなにか、また、生きるとはどういうことかを教えようとした、
少し切り口の違う映画でした。
一番印象に残る事柄としては、
女性の「私を愛して」
という、普遍的な?欲求が、ダイレクトに描かれていたことです。
*負けず劣らず、男性の「妻はこうあるべき!」
なんていうありふれた欲求も描かれていたりしますが・・・。
この辺りは、時代が違えど変わりはないんだなあ、とほのぼのと見ておりました。
がしかし!、その描き方はさすがバイク映画なのか、本当に大胆でダイレクトです。
若者の言い分だけではなく、
その強烈な自己主張をする若者に対しての、親父達のメッセージが込められていうようで、
良い映画だと感じました。
*しかしながら、〈明日なき野郎ども〉という邦題はどこからくるのでしょう?
最後、明日が見えたような気がしましたが・・・。
“野郎ども”が、彼らのことだけを言っているのであれば、確かに明日はない‥、かな。

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現在制作中の作品の画像です。
前にも紹介した物の途中経過です。

二曲一双、連作です。
タイトルが想像できてしまうかもしれませんが・・・、



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前にも紹介した物の途中経過です。

二曲一双、連作です。
タイトルが想像できてしまうかもしれませんが・・・、
やっぱり、お盆は描く時間などありませんでした。
ということで、かろうじて頑張っている自由研究ですが、
新たに2本の映画を鑑賞しました。
1967年公開〈続・地獄の天使 THE GLORY STOMPERS〉と
ちょっとこれは・・・、といった内容(この映画は本当にお薦めできません)の1968年公開〈SHE-DEVILS ON WHEELS〉


↑これが誰だか分かりますか?!
そうです!あの、デニスホッパーさんです。若い!
けど、本当に誰だか分かりません。


現在までにEasy Riderも含めて、8本の作品を見ましたが、
今のところ、Easy Riderのような社会へのメッセージがつまった映画は、CC Riderに少しあるように見えましたが、やはり全編通じてあるのはEasy Riderだけのように思います。
他の映画から分かることといえば、60年代のバイカー集団のイメージがどれだけ悪かったかということです。
そして、これらの映画はそのバイカーの“悪さ”を興味深げに利用して“バイオレンスムービー”が作りたかっただけのようです。
まあ、映画を“面白い”という意味で楽しむだけであれば、それが当たり前のことかもしれませんが、
どうしてもEasy Riderと比べてしまうし、そういう見方をしてしまうのでどうしても物足りません。
更にいうなれば、バイカー達をおもしろく描写して人々の興味を引こうとしているだけ・・・、
考え過ぎかもしれませんが、これらの映画は、ある意味バイカー達を馬鹿にしてしまっているのかもしれません。
そう、これらの映画を作ること自体が、“Easy Riderで描かれていること”だと考えれば、Easy Riderが別格なのも納得できます。
やはり、Easy Riderという映画を中心とすることで、当時の若者文化を考える鍵は見えてくるようです。
当時本当に野外で暮らしていたバイク乗り達はこういう映画を見てどう思ったのでしょう?
どうも、この辺りを考えることがポイントのようです。
*まだまだ見ますよ!
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