久々に仕上げたVintage Harley-Davidsonは

9E (530×455mm)
シンプルに雰囲気だけを強調したモノトーンです。
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しかしながら作品の雰囲気とはウラハラに
私の場合、描いている最中頭の中はごっちゃごちゃ、
いろんな想いや事柄が出ては消え、出ては消え・・・
『何も考えず、描くことに集中出来たら』と、
それ自体がごちゃごちゃの要因となることをいつも考えながら手を動かしています。

何も考えずに描くことが出来るとき、それは私が『画仙』と呼ばれるときかも知れません。
*ごめんなさい、有り得ないということです。
しかしよくよく考えてみると、
『描いている時間』は結構な長さです。
その間、描くことに集中して本当に何も考えていないなんて、逆に考えられないかも知れません。
“集中し過ぎて口からよだれを垂らしていても気づかない"、そんな時間が長時間・・・
近くだろうが遠くだろうが世の中で何か起こっていても分かりません。
描いている本人も、
楽しいのか、しんどいのか分からなくなってしまうのでは?
怖いですね。
そう想う私はやはり『普通の人』です。
と、ごちゃごちゃ考えながら・・・、
<作品に添える言葉>
Simple is best !
*注:『画仙』とは、描く仙人のこと。
飲まず食わずで描くだけの人。北斎もたどり着けなかった全絵描きの憧れ、絵描きの頂点。
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以前から気になっていたお店、
アメリカ雑貨のマーブルマーブルさんへお邪魔してみました。
京都御所にほど近い、
京町家がかなりのアメリカ仕様になっているすばらしいお店です。

左のワッペンを目当てにお邪魔したのですが、
たくさんのハーレーグッズやその他興味を引かれるものがありすぎて
目標を見失うところでした。
これから
ことあるごとに足が向くこと確実です。
そして早速、

お気に入りのミリタリーにピタッといってみました。
同じデザインで背中一面に貼れる大きなものもあるようですが、
そこは“おっさん”ということで控えめに・・・。
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そして、現在制作中。

この段階で雰囲気抜群です。
この作品は久しぶりにモノクロで仕上げたいと思います。
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『前かご』に『子供のせ』をつけて
完全なママチャリ仕様の『プジョーコリブリ』。

なんとこの自転車!
もとは、
おしゃれミニサイクルで電動アシスト付き、折りたためて7段変速あり!
という肩書きのすばらしいリッチな自転車だったのですが・・・、
電動アシストのバッテリーはまともに使えるのは1年ぐらい。

なんと!
バッテリーを交換しようと店に問い合わせると
三万四千円!!!
そんなむちゃな・・・
そんなことでバッテリーを交換しないまま数年が経ち、
いよいよ、
『もういいや!』
ということで、電動アシスト部分を取り去る手術を敢行いたしました。

取れる部分は全て取り除きましたが、
何かがむき出しでしたので、
先日からバッグなどを作っている革のあまりで『ふた』してみました。
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先日アップのバッグを装着してみました。
バイクに直接ボルト止めです。

そして、
続・ひととおり。

ウォレットホルダーを仕上げて
腰回りは一式制作完了です。
しかし!
少しばかり(かなり?)ジャラジャラしております、
金具をもう少しシンプルにしたいところです。
*一度、革ジャンを作ってみたいと思う今日このごろ・・・
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朝6時、
玄関を開けると!

お隣の田んぼに『かも』たち。
ず~~っと、

何かをほじっていました。
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そして、
まだやるか!の、
革細工。
そのうち、バイク全体を革で包んでしまうかもしれません。

メディスンバッグ?
のようなものを作ってみました。
『草むらから鹿が顔を出しているイメージ』です。
刻印で打ってみました。
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材料を目の前にすると
どうしても何か作りたくなってしまいます。

今度は『平結び』をしてみました。
ムカデみたいです。
しかし、こういうものは
編んで行く作業自体、結構めんどうなものだと思うのですが
なぜか『楽しい』と感じます。
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面倒なことが有意義で
同じことの繰り返しがなぜか楽しい
長くなれば長くなるほど嬉しくもなる
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こんなわずかな時間の小さなことに
いろんなことを重ねて。
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近頃、革職人さんのまねごとばかりで
本業の方がおろそかに・・・、

もう一度描きたかった<9E>
下書き完了です。

*私はいつも下書きはこれで済ませます。

描画用木炭。
高校生の時、この画材に出会ってから
ずっと使い続けています。
感覚にすっと馴染んで
あまり細かいことは出来ないのですが、描き込めば描き込むほどに
やわらかな実在感が画面をつつみます。
木炭の隣は練りゴムです。
その昔、木炭画の濃淡のコントロールは、練りゴムではなく、食パンを使用していました。
私の時代はかろうじて練りゴムが主流の時代です。
食パンは水分の含みによって使い勝手がずいぶん変わりますので、
かなり使いづらく感じます。
でも、今の練りゴムは昔のそれとはまたひと味違います。
袋から取り出して、何にも練っていないのに1メートル!!!ぐらい伸びてしまいます。
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+偶然の産物。

膠(にかわ)をかけ過ぎましたので、
紙に吸わせて取ろうとしたら・・・

こんな作品が出来上がっていました。
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