京芸作品展+麻生三郎展(2011.2.11)

02 11, 2011 | exhibition report

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鳥居
平安神宮の大鳥居。


と言えば、
この鳥居を挟んで立つ、京都市美術館と国立近代美術館です。

何年ぶりかの『京都市立芸大作品展』(京都市美術館)を見に行ってきました。


なっ!
なつかしい!

『ニワトリ』、日本画一回生の名物課題・・・。
17年前に私も描きました。
作品展


先輩として偉そうにアドバイスさせてもらえるなら、

『いろんなことに疑問を持ちながら素直に努力して下さい』

といった言葉が思い浮かびます。




そして!
学生の頃にタイムスリップしたかのような組み合わせでした。


当時本気で憧れた『麻生三郎』さんの展覧会。
(国立近代美術館)
ASO.jpg
展示階への階段を上るうちから、身震いがしました。



学生時分、麻生さんの作品からつかみ取りたかった

『赤』。

どうしてもつかみ取ることは出来ませんでした・・・。


やはり、この麻生さんの『赤』をいざ目の当たりにすると、

完全に納得のいく作品を作り出していくことへの憧れや、いまでもそれに近づいた実感のないことへの悔しさなど、
様々な感情が心の内を渦巻きます。



「確かに『ニワトリ』からは離れることはできたが、憧れは憧れのままで、
今も何にも届いていない。」

この十数年間が変わったようで変わっていない。

そんな想いに捕われながら、今までを振り返っておりました。



しかしながら同時に、

麻生さんの言う『凝視と解体』を

*凝視と解体の力が同じくらい迫ってくるというそのことがレアリスムだと私は考える。もしも、この二つの質のちがった、方向の逆なものが、一つの平面のなかで生きていないのなら、その絵はもぬけのからの絵画になろう*
(麻生三郎『芸術新潮』18巻12号、1967年)

自分なりに考え、

”与えられた事柄全てを凝視”して、いつも”自分の解体・蘇生”をしっかりと繰り返してきたことが、結果的に、強い『今』のリアリズムを生み出しているということだけは、
かろうじて感じることもできました。


<果たして、私の作品はこの二つのベクトルを、『力』として持ち合わせているでしょうか。>

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藤岡秀夫

Author:藤岡秀夫
1999年に京都市立芸大・大学院・日本画を修了。
美術教師兼、オートバイを描く日本画家。
Vintage Harley-Davidson、Classic-Motorcycleなど描きます。

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