今日は少し・・・(2011.2.25)

数年前に購入したある雑誌を眺めていて
一枚の写真に出会いました。

『スペイン、トロール船(マグロ漁)の船員が立ったまま休息を取る姿』

ものすごく描きたくなって
すぐに描きあげました。

その写真には、
きれいごとでない、
“生”な真実がそのまま描写されていました。

その“生”な感触に引き込まれすぐに描きました。

*最近描きたいという気持が、本当にまっすぐ素直に描くことに繋がってくれます。

トロール船2
(部分)



『船に・・・、』

坂本龍馬は船に『乗って、舵取りをして』世界中を旅して廻ろうと希望に燃えていたそうですが、

ここではそれとは真逆、
『乗せられている』と感じるしんどいお話。



近頃のこの大きな船はずっと揺れっぱなしで酔いそうで、

自分はしっかり頑張って、座ることなく踏ん張っているつもりでも
この船はどこへ向かおうとしているのか、大きく揺れているだけで、動いているのかさえ全く見えない。


この船に子供達も一緒に乗せてしまった我が身としては、
せめて向かおうとしている方向ぐらい知りたいものです。



揺れることのない確かなものがなんであるかを
子供たちに伝えることがどんどん難しくなっていきます。
トロール船1
立ちながらの休息(455×530mm)


<作品に添える言葉>

私達には

休もうと思ったときに
立ったまま煙草をのむ以外に方法があるのでしょうか。


*あまりこういうことは書かないようにしていますが、
国公立前期試験の初日、新年度の予算もまともに決めることの出来ない舵のない船に乗せられている若き受験生達の心中を思って、めずらしく・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フェラーリ330P4Daytona
にほんブログ村 美術ブログ 日本画へ人気ブログランキングへ
[ 2011/02/25 18:53 ] other | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://bikenoe.blog29.fc2.com/tb.php/165-c04003cd