Running wild and free!

01 23, 2012 | American Eagle(迷い・考)

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本年一発目の作品が仕上がりました。


バイクを楽しむバイク乗りのための絵画です。


*そして私は描くことを楽しませていただきます。


runningwild_20120121194306.jpg
“Running wild and free
No-one dares to stand before me”(727×500mm)




鎖に絡み付かれた巨大なイーグルは
自分の翼で大空を舞うことももちろん出来ますが、
それよりも更に面白い乗り物を見つけ、叫びます。


「自由に走れ」
「俺を妨げるものは何もない」



~~~~~○~~~~~○~~~~~○~~~~~○~~~~~○~~~~~

描く人は必ず、『何のために描くのか』を自分に問いながら描きます。

別に何のためでもないと分かっていながら自問自答を繰り返します。


『迷い』は憑き物(つきまとう妖怪)です。


描いているときの迷い、

簡単にいうと
「こんなの描いていていいの?」と、考え続けてしまうということです。


私の場合、バイクを描くときはほぼ迷うことなくスムーズに描いて行けますので、
早いときは二日もあれば形にすることが出来るのですが、
バイク以外のものを描いているときは、今だある程度の『迷い』が付きまといます。

やっぱり描きながら迷うということは今やっていることが無駄に思えてしまうのですから、
しんどいことです。

しかし逆に考えて、作家と呼ばれる人のうち
その迷いなしに『確信』だけを胸に描き続けている方ってどれほどいるのでしょう?
完全な確信のもとで描くということは自分を完全に認めて疑うところがないということです。
そんなことは可能でしょうか?


おそらく・・



・・可能なのだと思えるようになってきました。




描きながら自然を感じるときがあります。


筆を動かしているだけで絵が勝手に仕上がっていくような・・
そんなときです。

誰かが描いてくれているような、不思議な感覚になります。

そんなときに『必然』を感じます。


これはおそらく、
自分で自分を認めているわけではなく、自分のまわりを認めている感覚です。


『自分の確信』ではなく、誰の目の前にもある『自然で確かなもの』が自分を包み込んでくれるというのか・・



『パパ』が一言、
papa.jpg「これでいいのだ」

と、包み込んでくれたような
なんだか分からないけど安心する、そんな感覚です。


確かなものに包まれて、自分がそこへ溶け込んでいくことができるなら
それは明らかに自分への『確信』となるでしょう。



*今回の作品、そんな“パパの一言”が最初から聞こえていました。



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『四十にして惑わず』とは孔子の言葉です。
あと二年と少し・・・
でも、『惑う』と『迷う』はちがうので、やはり生涯『迷う』ことはあるのでしょう。

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8 Comments

バカボンのパパの”これでいいのだ”は奥が深いと思います。
ある程度歳を経た男がいまさら生き方をかえられません・・
修正しなければならない時もあるけど・・
今までの自分の生きざまを否定されるのは嫌だな~
”これでいいのだ”で・・イイノダ!!

by こてつぱん | 01 23, 2012 - URL [ edit ]

こてつぱんさん、ありがとうございます。
私もパパの一言の深みが分かるようになってきました。
四十にして惑わないのです。これでいいのだ!

by 藤岡秀夫 | 01 24, 2012 - URL [ edit ]

く~いつ見ても痺れます!

ボキも41才の春を過ぎて後厄突入まっしぐらです。

自分もこれでいいのか?と日々思いながら生きております...

でも、これでいいのだ~う~ん素敵ですねー。

バカボンのパパのように生きてみたいですです。

by rsgkei | 01 24, 2012 - URL [ edit ]

rsgkeiさん、コメントありがとうございます!
作品もお褒めいただいてありがとうございます!

そして、私もパパのように生きてみたいです。
ママは美人だし・・・。

by 藤岡秀夫 | 01 24, 2012 - URL [ edit ]

藤岡秀夫さん 今晩は

イーグルの自由な世界
又、帆を使って風の向くままに自由に走る船に乗る事が出来るイーグル。
素晴らしい表現の組み合わせですね。
私には絵のセンスなど何もないと思っても、藤岡秀夫さんの絵を見ていると、バイクに繋がっている感覚が伝わってくるので、バイク乗りとしてバイクを所有する喜びが沸いて嬉しくなります。
藤岡秀夫さん 私のブログにリンク貼らせて頂けますか?
宜しくお願いします。(^^)

by ひろ | 01 25, 2012 - URLedit ]

ひろさん、コメントありがとうございます。
そして、作品をお褒めいただいて恐縮です、ありがとうございます。

リンクはもちろんOKです!
私もリンク貼らせていただきます!!
これからどうぞ宜しくお願いします。

by 藤岡秀夫 | 01 26, 2012 - URL [ edit ]

鷲はとってもかっこいい生き物だと思います。あんなに自由に飛べればいいなぁ、しかもあの鋭い嘴も存在感がある。芸術に携わる人って、私たちとは違う緊張感があるのだろうと思います。わたしなどはダラダラと生きていてダメですが...。

by paquito | 01 28, 2012 - URL [ edit ]

paquitoさん、ありがとうございます。

芸術家が常に気を付けなければならないことは、いろんなものをよく見ることです。
描くことは必ずしも勉強になるとは限らないので、やっぱり『見る』ことの方が勉強になります。
しっかり見えているかを確かめるために『描く』と言った方がしっくりくると思います。

そして、しっかり見ようとすることで現実の緊張感をいろんな角度から感じることが出来るようになり、これが作品にも影響を与えます。
必要以上に緊張することは生きていく上で障害にもなりかねませんが、ある程度の緊張感はメリハリを産んで
楽しみを与えてくれますね。

ただ、芸術家は緊張感を自分で作り出そうとするときがありますので、『ウソ』なときも多々・・・

しかし、これもしっかり見ていれば見分けがつきます。

by 藤岡秀夫 | 01 29, 2012 - URL [ edit ]

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藤岡秀夫

Author:藤岡秀夫
1999年に京都市立芸大・大学院・日本画を修了。
美術教師兼、オートバイを描く日本画家。
Vintage Harley-Davidson、Classic-Motorcycleなど描きます。

所さんの世田谷ベース

Daytona

VIBES

CLUB HARLEY

展示企画常時募集、
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(貸画廊の案内はご遠慮願います)

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