SERIAL NUMBER ONE

05 08, 2010 | Single

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シリアルナンバー1。
HARLEY-DAVIDSONはこのMOTORCYCLEからスタートしました。


目的が単純で純粋だからこそ、そこに生まれる形は、人工であっても、人工ではなく極めて自然な形であり、美しいと感じる。
バイクの美しさは、“人を乗せて走る”、その単純な目的をもって造られているところにあります。

ですから、この1903年のスタート時点で、その美しさはすでに出来上がったものとして“自然”に姿を表しています。

(ということは、単純に考えると、人はその存在自体が自然であると気づき「今、素直に」と直感的に考えることが出来たとき、“本来持っている美しい物を作り出す能力を発揮する”ことになります。この場合その目的自体が自然で美しかったと言えるでしょう。常にドキドキしながら部品など組み上げていた彼らの姿が目に浮かぶようです。)


ただ、作り手の“ほんの僅かなことへのこだわりと追求”が、その自然な造形に対して上手く溶け合うよう、美しい物を更に美しく引き立てることに成功するかどうか、そんなところも見所の一つなのではないでしょうか。
この1903年の時点でそこまで“形”に対して気をまわすことが出来たかどうかは分かりませんが、エキゾーストの取り回しなど、ペダルが当たるからといった理由だけではないように思いますがいかがでしょう。

何とも言えない“美しいながれ”のある形です。

シリアルナンバー1
Serial number 1 1810mm×920mm


*今回この絵を描いてみて、今まで迷いに迷った作家人生は、ただ欲張りだったということがはっきりしました。
誰に何を言われようと最初から描きたいものを描いてきたつもりだったのですが、実は自分自身で自ら横槍を入れていただけだということにも気付きました。
そして、バイクを描いてみると自分のなかの様々な点が全て繋がって線になって行きます。
“点が線になる”なんて古い言い回しですが、まさにそんな体験をしています。

私はこういうモチーフに憧れを持っていたし、こういう絵を描きたかったのです。


真っ白のキャンバスが一番美しいと思っていた日々とはもうおさらばです。

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藤岡秀夫

Author:藤岡秀夫
1999年に京都市立芸大・大学院・日本画を修了。
美術教師兼、オートバイを描く日本画家。
Vintage Harley-Davidson、Classic-Motorcycleなど描きます。

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