サックスブルーのバックにWLAを描きました

05 14, 2010 | Flat

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再度、WLAを描かせていただきました。


この絵を描いている最中に、良い作品が出来るときの特別な体験をしました。

“見えざる手によって描かされているような感覚”

本当におおげさな言い回しで、自分でも馬鹿かと思うような褒め方に聞こえますが、実際にあれだけすんなりと何の障害もなくこれだけの作品が仕上がってくると、もうそこにいる自分は、描いているというより、描いているところを横で見ているような感覚になるのです。

とにかく、いい作品がさらりと仕上がって行く。
そこに私の意思はなく、横で見てドキドキしているだけなんです!


最近感じたことはなかったのですが、バイクを描くようになってから度々あります。

しかも今日は、今までの作家人生を振り返って、描いている途中に涙が出てしまいました。



こんな作品が描けるのも“船場”様のご好意と、Harley-Davidsonというメーカーのおかげです。
本当にありがとうございます。



WLA  1810×920mm

*WLAは、第二次世界大戦中にソ連が3万台購入するなど、9万台以上が製造されたそうです。

*この作品に使用している箔は、新光箔といって、銀を染めて薄く延ばした着色箔です。
この色はサックス(サックスブルー)です。
こんな、えげつない色の箔、どこで使うねん!と、ずっと思ってきましたが、この作品ではこの色意外にやりようがないといわんばかりにマッチしています。

こんな使い方があるのですね!

しかし、ものすごく扱いづらい箔で、普通、箔といえばヒラヒラしているものですが、この箔はパリパリしているのです!
油断するとすぐわれて細かくパラパラ飛んで行ってしまいます。
こんなのどうやって製造するのでしょう。
頭が下がります。

WLAエンジン


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藤岡秀夫

Author:藤岡秀夫
1999年に京都市立芸大・大学院・日本画を修了。
美術教師兼、オートバイを描く日本画家。
Vintage Harley-Davidson、Classic-Motorcycleなど描きます。

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