ん~~~、もう一度。

05 21, 2010 | Demon

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ついに描いてしまいました。
かの有名なある方の71DEMONです!と、言いたかったのですが・・・。

試作を繰り返さねばならないほど、私にとって車を描くことはとても難しいことのようです。

しつこくしつこく描ききって、見せる工夫も多く取り入れて、なんとかBlogでお見せできるだけの良い作品を仕上げることが出来た!と思ったのですが、どうしても納得できないので、やっぱりもう一度やりなおします。

demon.jpg

*先日もフェラーリを描きましたが、車を描いてみると、私の頭の中に13年前の芸大卒業制作展がよみがえります。

それは、私の大好きな友人が、日本画で『黒いフェアレディZ』を描いていたからなのですが、あの当時、日本画のゼミで車を描くなんて考えられないことだったのです。

なぜ、考えられないことだったのか?
と、問われれば、自由にやっている“つもり”でしかない自分達がそこにいたと答えるしかありません。

あの時、私も“つもり”だったのでしょう。
(本当に自由にやっていれば、考えられたということです)

13年経った今、私が車を描こうという気持ちになったことを、私自身が一番驚いています。

しかし、描くということに素直になれた今、高校時代に芸大に進学しようと決意したその時は、工業デザインを学んで車のデザインをしようと考えていたことを思い出しました。
そういえば、最初は車やバイクのデザインがしたかったんです!

でも、私はキャンバスの中の自由な世界に憧れてしまった。
シャガールの作品の中の人物のように、私も空を飛んでみたかったのです!


そう!そうなんです。
自分の“無知と仕方のない欲”のせいで、日本画の伝統をよく理解しないままそこから離れようとする“勝手な解釈”と、現代芸術への多様のようでそうでもない、誰でも手が届きそうだという“勝手な憧れ”に、完全に捕われてしまいました。
結果、10年以上もその“キャンバスの中の自由を”失ってしまいました。


『生きていくには様々な制約がありますが、キャンバスの中には全くの自由があるはずです。』


今思い返して、卒業製作で一番印象に残っている作品は友人の描いた“Z”の絵だというところが、私の持っている自由な個性だといえるのでしょう。

*この辺りのクヨクヨ話しの引き出しは、10年分たっぷり溜まっていますので、我慢して付き合ってくださいね!



そしてヨンパチ!
20号で描きました。
ヨンパチ赤650
1948  20号(727×606mm)



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藤岡秀夫

Author:藤岡秀夫
1999年に京都市立芸大・大学院・日本画を修了。
美術教師兼、オートバイを描く日本画家。
Vintage Harley-Davidson、Classic-Motorcycleなど描きます。

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