やっと描けたDEMON

06 17, 2010 | Demon

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やっと納得できるものが仕上がりました。
前前回アップした写真のものと同じものですが、光の当て具合でこれほど違うものとなります。

新光箔の赤貝色を使用しているのですが、写り込む光や写り込む物の明るさによって、それ自体の色まですごく変化します。
言ってみれば本当に使いづらい箔です。

使用される場合のほとんどがピンポイントなのでしょう。

これほど全面に使用した絵は見たことがありません。

しかし、この作品の場合、「黄色をいかに鮮やかに見せるか」この一点を考えて
あえて赤貝色の箔をバックに使用しましました。
DEMON7111.jpg
DEMON 900×580mm

そして、この作品には私の持てるだけの技術を結集しています。

はっきりいって現時点での限界です。


日本画で車は難しい・・・、

難しすぎます。


しかし、もうここまできたら喜んでほしい人が喜んでくれるか?
これまでの過程は、この一点にしぼられてくるのではないでしょうか。

“喜んでほしい人が喜んでくれるか?”

もちろん私には分かりません。

所さんに作品を贈ったときもそうでした。


でも、ここで「自信なんてない」と書くと嘘になります。

気に入ってもらえるかどうか分からないのに、なぜかどこかに“自信”は潜んでいるのです。


何か、絵の話だけではなく、これまで生きてきた上で必ず必要としてきた、“さりげない生きる力”が、ここに“大きく”あるように感じてしまいます。

職業柄、いろんな“思春期まっただ中の男の子達”と接してきました。
中には自分に自信が持てなくて、様々な状況に陥ってしまう子どももいます。

そんな彼らとずっと接してきたこともあってか、

“根拠の無い自信”というものは、生きる上で絶対に必要なものだと確信するのです。



私には幸せなことに、それなりに多くこれを感じる能力が備わっているようです。

いろいろとごちゃごちゃと考えるわりに、いつもこの“根拠の無い自信”に行き着いて、
その場その場を乗り切ってきました。


*そう!、あとは見ていただくべき人に見ていただくだけなのです!

« クワガタ サービカー »

2 Comments

“根拠のない自信”っていいですね。
それさえあればあとはついてくるって感じで。

でも、その前に先輩の場合は“根拠”になってる“技量”がありますから。

by key | 06 18, 2010 - URL [ edit ]

ツキさん、描くことがもっと楽しくなるコメント有り難うございます。

そして、“例のもの”仕上がりが待ち遠しいです。

by hideo | 06 25, 2010 - URL [ edit ]

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藤岡秀夫

Author:藤岡秀夫
1999年に京都市立芸大・大学院・日本画を修了。
美術教師兼、オートバイを描く日本画家。
Vintage Harley-Davidson、Classic-Motorcycleなど描きます。

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