年末から描いている作品の途中経過。
岩絵の具で一度彩色したところをアップします。

それにしてもカッコイイ!
バイクが。。
とにかくバイクがカッコイイので絵は勝手に良くなります。
色を置く段階でも色の濃淡に気を配り、
『白』にこだわって配色します。すると、
前回の墨だけよりも立体感が出て実在感が増します。
普通のアクリルや水彩で描いたバイクのイラストでは絶対出ない実在感です。
これはもちろん日本画というだけでなく絵具の選び方・使い方がミソで、
この実在感を出すにはそこそこのこだわりがあるのですが、
企業秘密??
そんな大層なものでもないか。。
一つ、
日本画で使用する『岩絵の具』には同じ色でも『番数』があって、
荒い砂のようなもの(1番)から細かいパウダー状(15番)のものまで15段階あるのですが、
私は主に8番辺りを使って描きます。
8番は真ん中でちょうど良い粒の大きさのように思われるかも知れませんが、
これは日本画を描いている人からすると
「結構荒い絵具を使うんだぁ」と思われるような、
描くには荒くて少々描き辛いと感じるぐらいの粒の大きさだったりします。
で、なぜ8番なのか・・
そこはやっぱり企業ヒミツ。
ここからまたじっくり描いてゆきます。
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